みんみんぶろぐ

読み書きが苦手な子も楽しく文字を学べる方法の模索記録

【ゆるトレ】拗音カード

みなさん、こんにちはこんばんは。

minminです。

 

今日はゆるトレのお話です。

ディスレクシアのトレーニングとして国立成育医療センターさんが音読指導アプリを提供しています。

ディスレクシアの指導・支援 | 国立成育医療研究センター

 

内容としては、画面に表示された文字を指定した秒数以内に読めるかどうかをチェックするものです。

ひらがな(直音・単音)、カタカナ(直音・単音)の4種類が用意されていて、

複数回読めた文字は出題されなくなり、苦手な文字を繰り返し練習できるようになっています。

 

娘もディスレクシアと診断され、おすすめされたこのアプリに取り組んでみましたが

読めたら○、読めなかったら×をつける必要があり、娘が拒否反応を示すようになりました。

(いや、そりゃそうだと思うのよ、これ○×にする必要あったのかなと思ってしまった)

で、これは読むことが嫌になってしまいそうだと思いアプリは一旦中断。

何か他の方法で読む練習ができないだろうかと考え始めます。

 

以前の記事で、娘が唯一ぱっと読めた拗音があーにゃの「にゃ」だったことをお話ししました。

それを踏まえると、まずは関連するイラストとセットで見せるのがよいだろうと。

それも、本人がぱっとイメージできる内容のもので。

ということで、できたのがこちら

はい、娘専用の拗音カードです。

(イラストはみなさんご存じ、いらすとやさんからお借りしてます)

 

イラスト付きのものと、文字のみのものを用意し印刷したあと貼り合わせます。

まずはイラストがある方でとにかく文字と音を紐づけられるように練習し、

慣れてきたら文字のみの方で読めるかチェック出来るようにしました。

もし、文字だけみて分からなくても裏返せばヒントがあるので

自分の力で読み方を導き出し「読めた!」という気持ちになれたらいいなと。

娘は実際にこれを使い、少しずつですが文字と音が一致するようになってきました。

 

支援の仕方はお子さんの人数通り存在すると思いますし、

娘もこのアプローチが最適解かどうかは私にもわかりませんが、

どなたかへの支援のヒントになれば嬉しいなと思っています。

 

 

【余談】

娘にとって「きょ」がつく言葉といえば

「きょうしつ(教室)」や「きょじん(巨人)」ではなく、「きょうと(京都)」だそうです。

なぜ…?と思いましたが、以前京都旅行に行った際の記憶が強いようでした。

アーニャしかり、本人の記憶との紐づけはかなり有力のように感じますね。

 

 

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